「地獄寺」
それは地獄がどんなに怖い場所か表現することによって、子供から大人まで仏教の教えが伝わるように作られた…と思われる場所。
発祥は謎ですが、仏教国であるタイに多く存在するとかしないとか。
タイの地獄寺についてはこちら
タイの地獄寺に衝撃を受けた私と友人は、翌年カンボジアにもあるらしいという噂を聞きつけ、早速探しにいきました。
カンボジアには大きな都市が二つあって、首都のプノンペンとアンコール遺跡群があるシェムリアップ が有名です。
今回はシェムリアップのにある地獄寺「ワット・チョー・パゴダ」を紹介したいと思います。
シェムリアップという町
シェムリアップは首都プノンペンから飛行機で1時間くらいの町で、東京と大阪間のイメージに近いです。小さくて可愛い空港の近くには超立派なサッカースタジアムがあります。
サッカー選手の本田圭佑さんがオーナーを務めるチームが練習していているそうです。
街全体はこじんまりしていて、バイクやトゥクトゥクで回るのにちょうど良い大きさ。
有名なアンコールワット、アンコールトムがあり遺跡とともに繁栄してきた城下町のような雰囲気です。
観光客で栄えてきただけあって治安が悪い印象も受けませんでした。
食べ物もめちゃくちゃ美味しくて、胃が弱いで有名な私ですらお腹を壊しませんでした!!
イメージで言えば、スパイシーだったあの頃を経てすっかり丸くなったタイ料理という感じです。(スパイシーなタイ料理も大好物ですが、時々お腹を壊すんです)
ワット・チョー・パゴダについて
チョー・パゴダはシェムリアップの中心からトゥクトゥクで30分くらい。「チョー」系列の学校が集まっているところにあります。
現地のトゥクトゥクマスターでも知らない人が多かった、穴場中の穴場です。
私たちは奇跡的に地理に超詳しくて、ワット情報が豊富なトゥクおじさんを見つけることができましたが、それまで2~3人に聞きました。
(割とみんな「知ってるよ」って嘘つくので注意です)
向かうまでの道中はマジで舗装されてない道路になります。当然大きめの穴が所々にありますし、水たまりも深めです。
結果トゥクトゥク史上最大のアトラクションとなりますので
ドカドカ揺れるのがお好きな方にはオススメです!!
本当に振り落とされるかと思いました。
あと途中でトゥクおじが犬を轢いていました。
(日常茶飯事のようです)
ぱっと見た感じはすごく綺麗!
地獄モチーフもありました
ここは地獄感が全然無くて、半ば諦めていたのですが隅の方に少しだけありました!!
パンツは良いとして、ブラジャーをつける必要があったのか…
そしていったい誰の顔が浮かんでいるのか…
控えめながらも芸術点がダントツに高いですね。
ちょっと地獄感が物足りなかったのでおかわり
トゥクおじが「お前らさては寺好きだな?」と察してくれたので(間違いではない)、違う寺にも連れて行ってくれました。
ここはワット・プレアー・プロム・レイスという場所。
シェムリアップの街中にあるので徒歩で行けます。
地獄寺感は抑え目で全体的に綺麗で、静かで、落ち着いている場所…
と思いきやありました。
そしてもっと気になるものも…
このモニュメント、全てスポンジでできているんですが結構ボロボロ。
なんかの祭りの時に使ったのでしょうか。
何にせよ放置してある時の方が味わいがあるな…とシャッターを切りまくってしまう我々でした。
結論 タイよりは控えめだがポテンシャルは秘めている
なんかシェムリアップのお寺って全体的に上品で、行儀が良くて、気持ち悪さが全然無く過ごしやすかったです!
地獄度でいうと少し物足りないですが、経済の発展に伴ってこちらもどんどん進化していってほしいな!と思いました。
なによりシェムリアップはアンコールの遺跡以外にもこういったのんびり過ごせる場所がたくさんあって、とてもいいところ。
別荘買うならシェム!オススメです!
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